2005.~坦々と~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『算数~数学へ』(9月18日)
・・・3年間、エレファースで学んでいるYさん。この間に、小4の復習から中2までの内容を少しずつ積み上げてきました。
2学期の定期テストに向けて夏休みからがんばっている連立方程式、良い点が取れるといいなと思います・・・。
Yさんの、常に真面目に取り組む姿勢は、すばらしいひとつの能力ですね。
「やればできるのに」という言葉はよく聞きますが、「やること」自体が難しいことが多いのです。
真面目に取り組む。即ち、地道に、坦々と取り組むことが難しいケースが少なくありません。
ADHDと診断される生徒さんだけでなく、何らかの要因によって心的に落ち着けない生徒さん。
しかし、それらの生徒さんも決して不真面目なのではないのです。
実際に生徒さん方は皆、ほんとうに真面目です。
却って、真面目であるがために、
「できなかったら困る」「間違えたら困る」と焦ってしまつたり、
「難しかったら困るから」と初めから逃げ腰になったりすることもあります。
講師は持続力や集中力などの器質的問題、また個々の心理的状況を把握して、指導にあたりましょう。
そして、一人一人の生徒さんに、坦々と学習することの気持ちよさを味わわせてあげたいですね。
はじめは、短い時間からでよいのですから。
Yさん、夏休みからの頑張りが今度の中間テストにあらわれますように。
造形リトミック研究所
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