1987.~手で感じる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『授業で、体感!』(8月28日)
・・・1円玉を手のひらにのせてみました、「すごく軽いね!」。その後、お米を1袋ずつ手のひらにのせて、
200g、400g、・・・「1000g、1㎏だ!」。
期せずして、今日もK君。昨日のK君とはまた別のK君です。2人ともこの夏、実感を伴った学習で理解を深め
ることができたようです。昨日のK君は旅行を通して、そして今日のK君は授業において。
今日のK君は、重さの学習です。
実際に秤を使ったこと自体、とてもよかったですね。
学校の算数の時間に、秤を使ったことがあったでしょうか・・・、遠い記憶です。
家庭科の時間にはあったかもしれません。また理科で、分銅を使って量ったような記憶はありますが。
長さのメモリがわかれば秤のメモリも分かるだろうと、ともすればプリントのメモリを読むだけで済ま
されがちでが、実測の効果は大きいですね。
K君の授業で更に良かったのは、手のひらで重さを感じたこと。
ここが、最も大切です。いくら1㎏まで秤で量ったとしても、重さを認識しているのは秤だけであって、
K君自身は重さを感じていません。
プリントのみで学習すること秤で実際に量ってみること、この違いと、
秤で量ること手のひらで感じること、この違いとでは、
後者の方がはるかに大きいのです。
本当の体感とは? K君、良い経験ができましたね。
造形リトミック研究所
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