1915.~安心感~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『突然のことにも』(6月5日)
・・・M君が一人で教室に来る2回目の時、電車にトラブル発生。でも落ち着いて、次の電車を待つことができました・・・。
初めて一人で教室に来ることのできた生徒さんは皆さん誇らしげな表情をされ、
大抵その日の学習はいつもより一層好調です。
その上にMくん、2回目の時は電車のトラブルに巻き込まれたにも拘わらず、
落ち着いて対処できたとのこと、すばらしいですね。
きっと何かの時に、また何処かで、電車の運休や遅れを経験していたのでしょう。
その時は親御さんと一緒だったかもしれません。
その経験が、ひとりの時にも活かされたのですね。
ここで確かなのは、M君には”基本的安心感”が備わっている、ということです。
心のどこかに、「だいじょうぶ」というゆとりがいつもあるのでしょう。
安心感は、幼児期からの日々の関わりの積み重ねによって備わっていきます。
最初は親御さんの手の届く範囲の中に在るときのみ安心感を得るのですが、
次第にその範囲を越えても安心感を得ることができるようになります。
そうなれば、本ものです。
ひとりで落ち着いて行動すること、
それは、”がんばりなさい”と発破をかければできることではありません。
それを可能にするのは、基本的安心感なのです。
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール
nan