2916.~促す、時折~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
~今日のElephasブログ:「鉛筆、持ち方練習」(8月17日)~
おはようございます。相模原教室の吉野です。
Kくんは、毎回飛び込むようにブースにやってくる元気な男の子です。
絵や文字も、筆記具をぐっと握って力強くかきます。
そんなKくん、少し前からひらがなの勉強をする時に鉛筆の持ち方の練習を始めました。
補助具を鉛筆にセットし、そこに右手の親指、人差し指、中指を「1、2、3」と言って添えてあげます。
最初のうちは短い時間だけでしたが、今では大分慣れてきました。
その握り方のまま真剣に書き始め、背筋も自然にぴんと伸びている姿はとてもかっこいいです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
来年就学のKくん、鉛筆の持ち方の練習を始めるちょうどよい時期ですね。
殴りがきからお絵かきへ、そして文字へ。この時期です。
初めは、きちんとしたポジションを取れる時間が短くても全くかまいません。
正しい持ち方を無理に強要せず、つい握り式に戻ってしまったら“時折”正しい持ち方へと促してあげましょう。「1、2、3」の言葉がけで、正しいポジションを取らせるのは、とても良いやり方ですね。