3713.~ほんの少しのリードで~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「なーんだ、できちゃった」(3月16日)
おはようございます。武蔵境教室の小泉です。
中学入学を間近に控えた6年生と、数学の予習をしています。
「中学校の数学を少しやってみましょう」
講師の声掛けに、最初は身構えたように、難しい顔をしていました。
しかし、数直線を使って負の数を理解した後は、表情も柔らかくなって学習を続けてきました。
混乱してきたら数直線に戻って、ゆっくり、同じところを繰り返し取り組みました。
その後、ワークの問題にもチャレンジしました。
すると、中間テストの予想問題や、高校受験の過去問も解いてしまいました。
「小6なのに、高校受験の問題解けちゃったね」と興奮している講師に、おだやかな笑顔を見せてくれました。
「なーんだ、できちゃった、簡単」という経験は、学年が上がるごとに減っていくかもしれませんが、
生徒さん一人ひとりに合った授業を心がけていきたいと思わされました。
◇ワンポイント・メッセージ
ほんの少しのリードで、大きな自信が付いたようですね。入学して初めて数学の教科書を開き、「正負の数?」とびっくりしてからでは、慌ててしまうばかりです。ゆとりのあるときなら分かることも、慌てると混乱してしまいます。良いスタートを切るためには、まさに“今”が大切ですね。