3586.~行事を楽しむ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「工作で、お月見団子」(10月6日)
おはようございます。津田沼教室の織戸です。
今年の中秋の名月、十五夜は10月1日でした。
Elephasではこのお月見にあわせて、お供えするお団子の絵や工作に取り組みました。
創造造形(工作)は、生徒さんお一人ずつに講師の指示や補助がどこまで必要か、
何を目的として取り組むかが変わります。
ハサミ・のりの使用はもちろんのこと、線を引く、構造を考えるなど組み合わせは何通りにもなります。
このお団子を作る時には、ハサミの使用だけでも、直線を切る・連続で切る・円を切る・・・
また、個数を数える、面や辺や立体の言葉を示す、などさらに選択肢がたくさんあります。
Jくんはハサミの使用とお団子を数えることを目標にしました。
1人で〇を切ることは難しい様子でしたが、切る紙を講師が少し支えてあげるときれいな〇を切ることができました。また、お団子を6個ずつ面ごとにとても上手に数えることができました。
ハサミの練習中のHちゃんは連続切り・指定のされた場所へのり付け、
Yちゃんはかけ算を学習中なので、お団子の数をかけ算と結び付けて理解を促しました。
Sさんは社会人なので、作成過程を順序立てて理解しながら行程表を作成しながら作業として進めました。
できた作品を親御様にお渡しできるだけではなく、
生徒さんが何を頑張って成果をあげることができたのかを親御様と共有できることがうれしい瞬間です。
◇ワンポイント・メッセージ
ひと月前から、10月1日が晴れることを願いながらその日を楽しみしていました。初めは晴れの予報でしたが、日が近づくにつれ予報は雨模様に。とても残念に思っていたところ、なんとその日は夕方から晴れへと予報も変わり、輝く十五夜のお月さまを見ることができました。お月見の絵を描き、三宝に載せたお月見団子を作り、楽しみにしていた生徒さん方、良かったですね。描く楽しみ、作る楽しみ、その日を待つ楽しみ、そして当日の楽しみ。Elephasでは、季節を楽しみ、行事を大切にしています。