3582.~漢字を覚える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「」(10月1日)
おはようございます。国立教室の御供です。
Tさんと漢字の学習をしていたときのことです。
「消毒」という言葉を使って、例文を作っていました。
「学校から帰ったら、すぐに手を消毒します」。書きながら、Tさんが笑い出しました。
「消毒と青梅って似てるね、青梅には、お友達のおばあちゃんが住んでるんだよ!」
言われてみれば「消毒」と「青梅」は確かに似ています。
「母」の漢字のバランスが取れなくて、「母」「苺」「海」「梅」を練習していたのはちょうど昨年の今頃でした。
気が付くと、書けるようになった漢字、読めるようになった漢字がたくさんあります。
身近な話題に触れながら、漢字練習を積み重ねていきたいと思います。
◇ワンポイント・メッセージ
数日前にも、漢字についてのブログをご紹介しました。…そう、象形文字のお話でした。漢字を見て、生徒さんが漢字の表すものを楽しそうにイメージする様子が綴られていました。今日はそれとはまた異なり、共通の部首を持つ漢字のいわば“そっくりさん”の連想。これも、面白いですね。しかも、それぞれの漢字の意味が、身近なもの(こと)と結びついている。だからこそ、子どもは漢字を記憶することができるのです。逆に言えば、無意味な記号のような漢字を覚えるのは、はなはだ難しい。“漢字を覚えられないのです”、という相談をよく受けます。覚えられないものをいかに“覚えられるようにしてあげるか”、それがElephasの役割です。生徒さんの言動から学ぶところが大いにありますね。