3406.~音楽の力と絵画の力~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「表情が柔らかく…」(3月9日)
おはようございます。越谷教室の田中です。
Kさんは、小さい頃から通っていらっしゃる社会人の方です。
教室での歌唱造形にとても積極的に取り組み、講師とともに描く絵を楽しそうに見ることが好きな生徒さんです。
絵に関することを話しながら描いていますが、例えばヘリコプターを描いている時に
「空を飛ぶものには飛行船もあるね」と言うと、次に飛行船を出して
「次はこれを一緒に描こう」とリクエストしてきます。
最近は季節に合わせて梅や桃、桜等の花についてお話ししています。
一緒に学習しているうちに、表情が柔らかくなるのを毎回感じとることができます。
言葉に表さなくとも、Kさんが「柔らかく、優しく、穏やか」であるように、授業の環境づくりにも取り組んでいます。
◇ワンポイント・メッセージ◇
社会人の生徒さんにとってのElephasでの時間、その目的は生徒さん毎にそれぞれです。Kさんにとってそれは、大好きな歌と絵画を存分に楽しむ贅沢なひと時であり、日々頑張っていることへのご褒美でもあり、気持ちをリフレッシュするひと時でもあります。1週間の区切りとなるこのひと時があって、家庭や職場での活動が落ち着いて安定するものとなっているようでもあります。「柔らかく、優しく、穏やか」である、小さいころから親しまれた音楽の力と絵画の力(表現力)が、お役に立てているようであることは何よりです。