3342.~ちょっとした配慮で~

3342.~ちょっとした配慮で~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「授業の予習を」(12月25日)~

おはようございます。所沢教室の小山です。

Mちゃんは3年生です。

1年生の秋からエレファースに通っています。

最近、算数の成績が安定して良くなってきました。

その要因の一つとして、学校の授業の予習をエレファースでできるようになってきたことがあると思います。

自分に厳しく、間違いが許せないMちゃん。

最初の頃は、「学校で習っていないことはやりません」、と授業の先取りは受け付けられませんでした。

説明したくても、聞くことを拒否するので困っていましたが、

それではと、パソコンを利用することにしました。

すると、パソコンの音声は受け入れやすかったようで、説明を聞けるようになりました。

今でも時々、わからないことがあったり、間違えてしまった時は、怒ってしまい、授業が中断してしまうこともありますが、悔しい気持ちの表れとして、受け止めるようにしています。

Mちゃんの成長と共にその中断してしまった時間もだんだん短くなってきているように思います。

帰る時はハグしてさよならします。“また来週”。

Mちゃんとの授業がとても楽しみです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

Mちゃんは真面目一本、一途なタイプのようですね。でも、パソコンがきっかけとなって、予習体制ができてきたのですね。それで成果が上がれば、Mちゃんから予習を希むようになるでしょう。生徒さんの多くは本当にまじめです。理解しようと、一生懸命に努力しています。その分、自身の考えていたことと異なると大きなショックを受けます、「なんで、そうなの?!」「なんで、引き算なのにそこで足すの?!」「まだ、学校で習ってないから!」。今日もお隣のブースから、そんな声が聞こえてきました。本当に一生懸命がんばっていますね。生徒さんのいっぱいいっぱいの頭の中の道筋を変えるときには、ちょっと先回りしてそっと方向指示をしてあげましょう。きょうのブログのパソコン活用も、ちょっとしたやさしい配慮でしたね。

 

発達障害の方のための塾(エレファース)
>>お問い合せ

 

 

 

「指導のポイント」カテゴリーの記事