3306.~時は、流れる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「時刻の学習」(11月13日)~
おはようございます。津田沼教室の千山です。
Yくんと時計の勉強をしました。♪「時計の歌」を歌いながら教材用の時計で1時を示すと、自分もやりたいと言います。
「次は、2時だよ」と長い針を一周させて見せると、
Yくんは、一度、自分で1時にもどしてから2時にすることができました。
3時、4時と歌に合わせて、自分で針を動かすことで、「今何時」を習得していきました。
数週間ですっかり歌に慣れたので、次のステップとして、1時30分、2時30分・・・と進みました。
1時30分は、短い針が1時と2時の間にあり、1時30分なのか、2時30分なのか分からなくなってしまいます。
また、教材用時計の出番です。まず1時を見せます。
「1時から、半分動いて1時30分だよ。」
また、自分で動かしてみます。2時を、通って、から2時30分になります。
そうして、自分で動かしながら、時計を読むコツを習得することができました。
次は、5分毎が読めるよう、また、時計を動かしてみましょう。Yくんの成長が楽しみです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yくん、楽しそうに学習が進められていますね。時刻の学習は、時計の針の動きを体得することが一番です。ですから、Yくんのように、針を動かしながら学ぶことはとても効果的です。プリントでは、デジタル的に時刻を示すことしかできませんから。時は流れるもの、ですからアナログ教材が必須ですね。