3155.~間をおく~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「何回も、繰り返し」(5月20日)~

おはようございます。 越谷教室田中です。

中2になったA君。数学は好きなのですが、時折「難しい!」と悩む問題もあります。

そこで、手強い相手には一場面ではあまり長く対面せずに、何回も取り組む工夫を行いました。

2時間の授業の間に、学習の区切りの度に3、4回ほど繰り返します。

最後には、たいてい理解が進んでいてスラスラ解けます。

繰り返す度に、本人のだんだんと理解して「解けた!」「できた!」の顔を見ると、こちらの顔も緩みます。

これからも継続して、着実な理解を目指していきます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

すばらしい!頭が混乱しているときに、「ああでしょ、こうでしょ、だから・・・」と説明を続けても、頭は増々混乱してしまいます。混乱した頭は、整理をすることが必要です。異なる課題に取り組むことで、頭は整理されます。そして、A君のように間を空けながら無理なく繰り返すことによって、理解は少しずつ進んでいきます。A君、良かったですね。「解けた!」「できた!」という感触や体験の積み重ねは、学習意欲に加え、粘り強さをも育ててくれます。

 

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