3151.~楽しくて~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「直ぐにお絵かき大好きに」(5月15日)~

おはようございます。西国分寺教室の今村です。

この春、小学校に入学されたKちゃん。

昨年秋、教室に通い始める際、お母さまより、

「みかんを絵で描いてみて…と言ってもひらがなで “みかん”と書いてしまって絵が全く描けないのです。丸もゆがんでいてお顔も描けません。絵が描けるようになって欲しいのですが、教えられるのを嫌がります…」とのお話でした。

そんなKちゃんでしたが、リズム造形で楽しく図形を描き、直ぐにお絵描きが大好きになりました。

4か月間、ピックアップした数種類の同じものを描き続けると、線が整い、始点と終点がぴったりと合うようになり、形のバランスが左右対称になり、きれいな円が描けるようになり…と素晴らしい進歩が見られました。

今では、小学校の制服を着た自分の姿を描くことも、好きな食べ物や動物を描くことも出来、Elephas絵画展にもかわいい作品を出展されました。

春休みには1時間かけて週5日教室に通い、就学準備も行いました。4日連続することもあり、疲れないかな?と心配でお母さまに伺うと、家に帰ると明日も教室に行くかということしか聞かないくらい楽しみにしています。とのこと。

Kちゃんのこれからの6年間、小学校での学習に講師として責任をもって取り組んで参ります。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

「絵の描き方」というのは、意外に教えられていないものです。学校の図工の時間でも、「今日は、何々を書きましょう」「何処どこに写生に行きましょう」ということで、どうやって描くのか、どこから描くのか、色はどのように作るのか、何から塗るのか、筆はどのように使うのか、・・・教わったことはないように思います。

Kちゃん、造形リトミックで楽しみながら「描き方」を自然に学べて何よりでしたね。半年で制服姿のひとが描けるようになったとは、すばらしい成果です。今、描けることが楽しくて楽しくて仕方がないのでしょう。このまま、絵画、教科学習にと、楽しく取り組んでいきましょう。

 

発達障害の方のための塾(エレファース)

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