3146.~身近な関心から~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「地図学習」(5月9日)~
おはようございます。相模原教室の吉野です。
Tくんは、今日学校の宿題プリントを持ってきました。
日本地図の中に47都道府県の名前を埋めていく社会のプリントです
なかなか名前が出てこない時はヒントを出します。
「日本一大きな湖があるよ。」「砂丘が広がっている県は?」などなど。
Tくんから色々な話をする時もあります。
「ここには、おじいちゃんがいるんだよ。」「(学校の)先生は、この島に住んでいたんだって。」
「戦艦大和を造っていた県だ!」
そう言って県の名前を記入していくときの表情は明るく、自信にあふれていました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Tくん、楽しみながら地図学習が進められていますね。「日本一大きな湖があるよ。」「砂丘が広がっている県は?」、このヒントで県名が分かるとは、Tくん、大したものです。
県名の学習、最初はまず自身の住んでいる都道府県から始めてみましょう。そしてTくんのように、自身と何らかのつながりや関心のある県へと学習を進めましょう。そうすると日本列島上に数県から10県程のポイントが定まりますから、そこを基準に更にそれと関連づけながら、その他の県へと広げていきましょう。学習が進むと社会科的知識が増すと同時に、テレビでの全国の天気予報やニュースを聞きながら「知っている!」「あそこだね」と一層興味も広がることでしょう。