3091.~基礎を作る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。

 ~今日のElephasブログ:「観察力」(3月6日)~

おはようございます。相模原教室の吉野です。

Hくん、教室に入るときょろきょろと周りを見回します。

新しくなったカレンダー、工作など興味があるところに目が留まり、よく観察しています。

「ここに小さく描かれている絵は何だろうね。」「この工作、僕も作ってみたいな。」

「今日あとで描く絵はイノシシだよ。パパに描き方を教えてもらったんだ。」

しばらくそんな会話をしてから授業に入りました。

普段から観察力の鋭いHくん。

先日大きな画用紙にトラの絵を描いたのですが、本当に動物園のトラがこちらを睨んでいるような迫力がありました。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

 

 ◇ワンポイント・メッセージ◇

観察して、描いてみる、作ってみる、まさに造形リトミックですね。

Hくん、そこに言葉もついてきているようですね。

造形リトミックには、認知、言語、巧緻性、表現、探求の要素がプログラム化されています。

教科学習のための、また将来の研究、実践のための基礎能力を育む教育法です。

「お絵かきよりも、勉強を」とついつい焦りがちになりますが、“勉強”(教科学習)を支えるのが造形リトミックです。基礎がしっかりしていればこそ、本当の意味で無理なく楽しく、教科学習を積み上げていくことができるのです。

 

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