5067.~反復?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「満面の笑顔で」(7月9日)
おはようございます。教室支援課の福沢です。
7月に入り、中学生や高校生は中間テストが始まりました。
高校生のEさんは数学の宿題があると、
「先生、大変!一緒にやろう!」と言いながら、ブースに入ってこられます。
解き方を伝えながらEさんに、
「この計算やってみて」と言うと、「しょうがないなあ」というような表情で計算をはじめます。
でも、今日のEさんは違っていました。真面目な表情で、
「先生、連立二次不等式を教えて!ホワイトボードを使って教えて!」と言うのです。
「OK.さあ、やっていこう!」何度も、ホワイトボード上で一緒に解いていきました。
最後のほうで、Eさんが、
「先生、何も言わないで、一人でやってみるから」というのです。
そして、一人で正解までたどりついたのです。
Eさんは満面の笑顔で、
「一人でできたよ!」と嬉しそうにしていました。
講師が最高にうれしくなるのは、こんな瞬間です。
今日頑張った問題は、きっとテストでもできるでしょう。
こんな「わかった!」という瞬間をたくさん経験していけるように、講師はこれからもEさんに寄り添っていきます。
◇ワンポイント・メッセージ◇
「何度も、ホワイトボード上で一緒に解いていきました」、この“何度も”が大切ですね。1度解いただけで分かるのはまず難しい。2度、3度、・・・それ以上、必要です。・・・体得するまで。しかし、その1問ができれば、他の問題を体得するのに、それほど時間は掛からないのです。1問を体得しないから、その次が続かないのです。Eさん、すばらしい経験でしたね!