4955.~漢字を感じる?
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「漢字、イメージをもって」(2月28日)
おはようございます。Elephas 武蔵境教室の谷本です。
Hちゃんと漢字の小テスト対策に取り組んでいた時のことです。
「栄養士」と書いた横に、〝おにぎり〟とメモしていました。
講師は朝の連続ドラマ『おむすび』のことと気づき、
「管理栄養士さんというお仕事もありますね」と言うと、嬉しそうにうなずきました。
彼女のなかで、ただの漢字が、イメージをもって頭に再現されているのだと、その想像力に感心しました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
そうですね、漢字をイメージを持って捉えられることはとても重要です。たとえ記号であってもそこにはイメージがあり、共通の意味付けと共にそれに加えて個々の意味付けもあります。ましてや、漢字においては一層のことです。例えば同じ“き”でも、「木」「気」「汽」「記」といろいろな漢字があります。漢字に対するイメージ、意味合いを持ちにくいケースでは、「気もち」と書くべきところが、「木もち」となってしまうことさえあります。それぞれの漢字は、それが意味するもののイメージが伴ってこそ、文字として意味あるものとなるのです。