4918.~課題を切り替える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「急がば回れ」(1月16日)
おはようございます。Elephas 中野坂上教室の小田です。
いつも明るいIさん、算数の問題に取り組むのですが、お話ししたいことがたくさんおありのようで、
口は動くけれど手が止まってしまうことがあります。
そこで、その単元の学習内容について、学年を遡って取り組んでみることにしました。
すると、どうでしょう、手が動き始めました!
限られた時間の中で、何としてでも学年相当の勉強を進めなければ・・・という焦りは禁物です。
学年を遡って復習することで、現在の学年の学習に取り組むハードルを低くすることができ、
結果的に現学年の学習も速く進められました。
『急がば回れ』とは、よく言ったものです。
理解の段階は人それぞれ。それぞれの学習段階に合わせて学習を進めることが大切ですね。
◇ワンポイント・メッセージ◇
多弁は、多動傾向の一種です。とにかく話したくて、話したくて、言葉がどんどん出てきてしまう、ということもあります。それとは別に、課題に気持ちが向かず、課題逃避のために気持ちがお話しに走ってしまうこともあります。この時のIさんは、後者のようですね。そこで講師が、Iさんにとって気持ちの向く課題、パッと見て分かりそうな課題に切り替えたことはとても良かったですね。止まっていた手が動き出したとのこと。大成功ですね。