4526.~動機づけ、興味のあることから~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「インペリアルマンモス」(10月18日)
おはようございます。津田沼教室の織戸です。
図鑑が大好きなJくんは教材として図鑑を使用することがよくあります。
今は恐竜図鑑がお気に入りで、授業時に好きな恐竜を一つピックアップします。
恐竜の名前や解説文を一緒に読み、かみ砕いて説明をします。
今では、カタカナを読み、パソコンで名前を入力することができるようになってきました。
特徴などもよくとらえています。
毎年出品している世界児童画展に、今年はインペリアルマンモスを描きました。
Jくんがお気に入りの図鑑から選んだ、横向きではなく正面からからみたインペリアルマンモスの親子です。
いつもより大きな画用紙に、立派な脚と牙、毛並みもダイナミックに描きました。
「夜だね、氷の上を歩いているよ」とJくん。
背景もばっちりです。
とても素敵な作品になりました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
興味のあることから学習に導入する、Elephasでの手法の一つです。本人の「見たい」「知りたい」という強い思いが学習への高い動機づけとなります。そこには、見る、聞く、読む、書く、考える、表現するという学習の基本要素がふんだんに盛り込まれています。そこで培われる機能を更に基礎から保障していくのが造形リトミックです。Jくんも幼児期から造形リトミックで育った生徒さんのお一人です。四つ切画用紙に描かれた『インペリアルマンモスの親子』、どんな作品でしょう?いつか観せてくださいね。