4487.~作品制作~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「夏休みの宿題、完成に大満足」(9月2日)
おはようございます。相模原教室の小口です。
前年と同じ課題で、夏休みの宿題が出る学校があります。
テーマに沿って「絵」を描く宿題です。
身の周りにある「自然」や「環境」、そこで生きる「人」や「家族」を絵で表現します。
「今年はどんな絵を描きたい?」「去年は海、漁師さんを描いたね」
「・・・・・」
「じゃあ、今年は、野菜や果物を育てる農家の人々はどう?」
すると、
「それにする!描いてみたい!」と・・・
畑や作物、その周りの景色や様子が次々と浮かび、働いている人々も含め、どんどん描いていくことができました。
絵を描いていく過程の中では、お話しや調べることを通して、色々なことを学び知ることができます。
また、気付きや発見があります。
この他に、もうひとつ「SDGs」を入口に世界の「問題」や「課題」を考え、絵に描くという宿題がありました。
こちらは工作でもよいということだったので、額に
「海の豊かさを守ろう」を表現することに取り組み、完成することができました。
絵画も工作も、「大満足!」
評価も大事なことです。けれども、
気持ちや思いの詰まった作品に、生徒さん自身が達成感や喜びを感じることが、
何よりも大事なことだと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
『野菜や果物を育てる農家の人々』『海の豊かさを守ろう』、それぞれに満足いく作品が完成したとのこと。絵画も工作も制作プロセスが大切ですね。初めにイメージしていたことが、制作の経過にしたがって次々に変化していきます。そこが、制作の面白いところです。お2人ともそのプロセスを楽しめたようですね。完成した作品に達成感や喜びを感じられたとは、すばらしいことですね。