4162.~内面を知る~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「うれしかったこと」(8月20日)

おはようございます。武蔵境教室の西岡です。

中学2年生のY君と一緒に勉強し始めて3ヶ月が経ちました。

静かで真面目な生徒さんです。

先日、うれしいことが二つありました。

ひとつめは、2時間授業の合間、休憩中の出来事です。

紙コップの水を飲み干した生徒さんから、空のコップを受け取りました。

同時に、

「これ(紙コップ)、ごめんね」と生徒さん。

こちらは、

「いいのですよ。そう言ってくれてうれしいです。捨てておきますね」。

夏休みに入りリラックスしているようで、日頃よりのびのびとお話しできています。

その場に即した気遣いのひと言から、生徒さんの成長を感じました。

ふたつめは、好きなキャラクターの特徴を英語で紹介する学習でのことです。

英文を4つ作り、和訳も含めて生徒さんが入力しました。

仕上げは、パソコン画面を見て音読です。

自ら何度も発音を確認した後、朗々と読んでいました。

学習への意欲が伝わってきて、とてもうれしく思いました。

 

◇ワンポイント・メッセージ

生徒さんの成長が見られますね。夏休み中でリラックスできていたので、良い面が自然に表れたのかもしれません。でも、これは2つともY君の内面の真実です。2学期が始まると、学習活動の忙しさやお友達との関わり中で生じる種々の心の動きなど、休暇中とは勝手が異なってきますが、それもまた勉強。休暇中に知ることのできたY君の本質は変わりません。安定が揺らいだ時に、“本当のY君はね”、とY君の内面の把握ができていると、どんな時にも講師はゆとりをもつことができます。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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