4086.~ルールを決めて~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「数か月、たくさんの成長が」(5月18日)
おはようございます。所沢教室の鹿間です。
1月に入会したRくんは4月から小学2年生になりました。
工作が大好きで、「今日は何を作るの?」と聞いてきます。
Rくんとは、「工作は勉強が終わってから」、
「作業がとちゅうでも決めた時間になったら片づけを始め、続きは次回にする」と約束をしています。
これまでは、時間になっても気持ちの切り替えができず、
「もう少し」を繰り返して作業を終えるのが難しいことがありました。
しかし、前回は自分で時計を見て、講師が声をかけなくても、
「時間だ」と言って片づけを始めました。素晴らしいです。
学習のほうでは、以前は国語の少し長い文章を見ただけで、
「ぼくにはできないよ」とつぶやいていましたが、
「文章は先生も一緒に読むよ」、
「問題は5つだけ考えよう」などの声掛けで頑張って取り組めるようになってきました。
一緒に勉強を始めて数か月。たくさんの成長が見られてうれしいです。
◇ワンポイント・メッセージ
Rくん、着実に成長されていますね。約束事をあらかじめ決めておくこと。苦手意識のあることは一緒に行ってあげること。課題の量を定めておくこと。「まだやりたい!」「できないよ!」「もうやだよ!」となったその時は、さらっと対応しましょう。そしてその対策を練って、落ち着いている時にどうするべきかを短く的確に伝えましょう。Rくんは、その成功例ですね。