4084.~歌唱造形から理科学習へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「豆知識ついかー」(5月16日)
おはようございます。所沢教室の榎戸です。
Hくん、4年生になりました。
今年度も「理科と算数をがんばる」とやる気満々です。
昨年春、3年生で初めて登場した理科と社会という科目に、何を勉強するんだろうと不安そうでした。
理科で最初に出てきたのは、「ちょうの体のつくり」でした。
「ぼくの知ってることばかり。エレファースで描いたから解ってた」と嬉しそうに報告してくれました。
歌唱造形で毎春繰り返し描いていたちょうやてんとう虫。
頭胸腹の3つに分かれていること。足や羽の位置。図鑑で見た卵からの成長の写真。
読解ワークで学んだこと。
それらの下地に学校での学習が上乗せされました。
Hくんは「豆知識ついかー」と言っていました。理科が好きになった瞬間です。
そして4年生。
生物、植物、人間・・・、教科書を見たHくん、
「絵が描けるのがいっぱい載ってる」と目を輝かせていました。
◇ワンポイント・メッセージ
造形リトミックのサブメソッド「歌唱造形」が十分に活かせていますね。歌唱造形は絵が描けるための3つの要素を満たしています。そしてそこから、観察、比較、修正、探求へと、絵を通して学習を発展させていきます。Hくん、メソッドに乗って理科を大いに楽しめているようですね。