4003.~感性とイメージ力~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「鬼は裸んぼだけど、お洋服はお家なの?」(2月15日)
おはようございます。武蔵境教室の丸山です。
1年生の予習をしているTくん。教室オリジナルの教材で「節分」について触れました。
「おには そと ふくは うち」と、上手に読みました。すると急にくすくす笑いだしました。
「先生、『おようふくは うち』だったら? 鬼は裸んぼだけど、お洋服はお家なの」としばらく、くすくす笑っています。
字をスムーズに読めるようになり、洒落のようなことば遊びにも興味が出ているようです。
福という感じは難しいけれど、字を見せて意味を伝えると、
「ネも書けるし、四角も書けるから、僕はこの字を書けると思う」と今にも書きだしそうです。
最後まで頑張ったら、やってみようと目標にして、いつもより少し多めの問題を終えたTくん。
「なんか窓がいっぱいあるみたいな字だね」と言いながら、丁寧に「福」を書きました。
春になって、たくさんいいことがありますように。
◇ワンポイント・メッセージ
Tくん、すばらしい感性とイメージ力ですね。言葉をしっかり理解しながらテキストを読み進めているのですね。“福”と“服”。鬼のお洋服がお家にあって、鬼が外で裸んぼだなんて、それはそれは笑ってしまいますね。また、“福”の字が、いっぱいの窓に見えるんなんて。その窓を覗くと、外にはもう春が見えてきそうですね。Tくんのとっても楽しい絵本の世界でした。