5249.~狂言であそぶ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室Elephas(エレファース)・朗豊ゼミナール・オンライン個別学習塾積塾・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
今日のElephasブログ:「こ の あたりのもので〜ござる〜」(2月21日)
おはようございます。Elephas東中野教室の秋笹です。
いつもいろいろな興味ごとで私たち講師を楽しませてくれるAくん。
「このあたりのものでござる」。この日、教室に入るなり彼が披露してくれたのは、学校で鑑賞したという狂言のお話でした。独特の台詞回しを振り付きで再現してくれたのです。
そのキラキラした目を見て、講師はこの興味の芽を逃さないようにしたいと思い急遽、
Aくんの学年を飛び越え小学6年生の教材である『柿山伏(かきやまぶし)』を一緒に読んでみることにしました。
4年生にとって、2年先の教材は本来なら背伸びかもしれませんが。
まずは教科書のQRコードから動画を再生。
独特な動きと声に、Aくんは一瞬で釘付けになりました。
次は音読。山伏が動物の鳴き真似をするシーンでは、自然とAくんは音読しながら
「こかあ、こかあ、こかあ」と先ほどの動画の動きを再現しています。
身振り手振りをつけながら最後まで楽しく音読ができました。
最後に、使われている言葉の意味や狂言でのお約束ごとをお話ししていきます。
「これってどういう意味?」「なんでこんなことを言うの?」
授業中、Aくんからは次々と質問が飛び出します。
難しい歴史的仮名遣いも、先ほど耳にしたリズムを頼りに一文字ずつ丁寧に理解を進めていきます。
最後は笑いながら狂言師の動きを真似ていました。
「柿山伏」を通して昔の人も自分たちと同じように笑っていたのだという発見をしたのかもしれません。
知りたい/見たいという好奇心は大切に育てていきたいと改めて思いました。
次は「柿山伏」の後に載っている『鳥獣戯画』を見て「これ読みたーい」と。
Aくん、次はどんな世界を見せてくれるのかな?講師も楽しみにしています。
- ワンポイント・メッセージ◇
「興味の芽を逃さないようにしたい」、そうですね。“今がその時”。6年生の『柿山伏(かきやまぶし)』にポーンと飛んだのは、すばらしい対応でしたね。教室で狂言の動画にくぎ付けになったというAくんの姿が見えるようです。狂言三昧のすばらしい日となりましたね。
