5186.~意思を伝える〜
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
今日のElephasブログ:「気持ちを言葉に」(12月2日)
おはようございます。Elephas 越谷教室の西です。
Oさんと毎月、月初めにスケジュール表をパソコンで作っています。
文字の書体やサイズの設定は講師が済ませておいてからOさんにマウスとキーボードを渡すと、
入力は自身で行っていました。
ところが先日、ご自分から
「書体 やります」と何度かおっしゃったので、
「書体の変更を Oさんがやるの?」と 聞いてみると、
「やります」との返事でした。
以前より講師がやっているのを確認していて、自分でやりたいという気持ちになり、それを自分の言葉で伝えてきたのです。
心の中に持っていた気持ちを言葉に出し、伝えてきたことに大変感動いたしました。
みごとに書体を選び、サイズ変更し、文字入力が出来、りっぱなスケジュール表が絵と共に完成しました。
そして、Oさんは、嬉しそうに満足した表情をされました。
それをお母さまにお伝えし、感動を共にしました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Oさんは、社会人の生徒さんです。ご家庭では料理をしたり、ゴミ出しの役割を担ったりと家族の一員として頼りにされています。Oさん、パソコン操作も講師の手順を見ながらしっかり学んでいたのですね。“もう、自分でできる”としっかりと自信が持てたのでしょう、その時に「書体 やります」と言葉が表出。気持ちの高鳴りを感じます。社会人になられてからも更に成長していかれる、すばらしいことですね。
