教室の歴史、造形リトミックの歴史
創設者と歴史・・・造形リトミック 創始者 玉野良雄 (1929~2000)

■中国の大連に生まれる
■日大芸術学部で作曲を専攻
■団伊玖麿氏に師事
■ラジオ・テレビ等で多くの曲を作曲する
■「造形リトミック・メソード」という独自の教育法を創設
【独自のメソードとは・・・】
造形リトミックは、玉野良雄が創始したオリジナルの教育法です。音楽にのって、楽しく、くり返し、くり返し描くことによって、音感(リズム・旋律)、絵画、書字、巧緻性、認知、数、言語など、複数の発達課題や学習課題に同時統合的に取り組むことができます。
≪1966年 (昭和41年~)≫
フジテレビ幼児教育番組『ママと遊ぼうピンポンパン』で初代の音楽担当。
子供たちの身近にあるテーマで数百種類の絵描き歌を創作。
「たまたま番組を見ていた障害を持つ子供が、絵描き歌で絵を描くようになった。ことばがでた。」など、視聴者からの様々な声が上がってきたことに驚き、日本の伝承遊びの絵描き歌の潜在的機能にひかれ、研究を始めた。
「自由画だと大人の80%が描けないのに、なぜ絵描き歌だとだれもが、楽しく簡単に描けるようになるのだろう?」という素朴な疑問が出発点であった。
「 3 つ の 愛 」
「 あまやかさない 、 あせらない 、 あきらめない 」 ( 初代所長のことば )
さまざまな活動
- ブラジル政府より『エア・パイオニア賞』 (1973年)
- 『サンフランシスコ文化勲章』 (1974年)
- "雪印ネオマーガリン" で 『ベニスCM祭金賞』
- "砂の女" バレエ曲で 『文化庁芸術祭賞』
- "アウシュビッツの記録の"音楽担当で 『文部大臣賞』
- ラジオ番組のオープニング、京成電鉄の主題曲「グングン京成」等を作曲
http://www.youtube.com/watch?v=vdw6q1a4bHs
著書・監修
- 『幼児の発達を促す造形リトミック』 (明治図書)
- 『絵かきうた絵本』 (偕成社)
- 『造形リトミック』 (全音楽譜出版社)
- 『造形リトミック~療育技法マニュアル所収~』(神奈川県児童医療福祉財団)
- 『歌唱造形と絵の指導』 (明治図書) 他
研究所のあゆみ
1975年 | 国立市にて自宅を開放して、「造形リトミック研究所」を開設 |
1984年 | 協力してくださる方の大きな支援を得て、相模原「BEP研究所」を開設 (BEP研究所=現相模原教室) 国際協力事業団講師・群馬医療短大・安田生命社会事業団等講師 |
1989年 | 読売教育賞「障害児教育部門」賞外優秀賞受賞 |
1993年 | NHK「子どもの療育相談」全国放送:反響により永久保存指定 |
1994年 | 親御さんの希望で支部設立 所沢、横須賀、津田沼、越谷 |
2009年4月 | 有限会社造形リトミック教育研究所を組織変更と社名変更し、株式会社SEOLEOを設立。前社の実績・業務をそのまま引き継ぐ。 |
2011年 秋津教室 ・ 東中野教室 開設 2012年 武蔵境教室 開設 2013年 国分寺教室 開設 2014年 八王子教室 開設 2015年 拝島教室 開設 2016年 西国分寺教室 開設 2017年 荻窪教室 開設 2018年 国立北口教室 開設 |
【当時の新聞記事より】 ![]() ↑(記事右側) -自閉症児童にも反応- ピンポンパン「うれしい反響」 (サンケイ新聞) |